「日々コレwomo」

4年目の

4年目の3月11日をむかえました。
リンゴちゃんが産まれてから3か月後に、震災がおこったので、
あれからの4年はリンゴちゃんとともにあります。

あの日、私は赤ん坊のリンゴちゃんと共に秋田におり、
東北はまだ冬の最中という気候で、
素晴らしく晴れた朝の青空や、
暗闇の中の余震、いつなくなるかもしれない水、ガス、食べ物、
じわじわ押し寄せてくる現実や、
絶対にリンゴちゃんを抱いて逃げるぞと殺気立っていた気持ちを
昨日のことのように思い出します。

自分のことは、太平洋側の被災地を思えば
あまりに幸せなそれなのですが、

今の自分の、
家族が何よりもいちばん大事である、
家族や大切な人が生きてさえいれば、その他のことはどうでも、どうにでも、
というある種極限の価値観は、
この4年前のことがきっかけであったのだと
振り返ってみてもそう思います。

不思議なもので、
このときの体験は、
自分自身の物選びにも影響していて、
洋服、食器、暮らしのもの、
あらゆるものを選びとって買うとき、
今まで通り、自分の美意識にあてはまる、よいと思ったもののみを選ぶ傍らで、
服なら身体を包みさえすればよい、
食器なら食べ物がおさまりさえすればよい、
機能さえ果たしてくれれば、あればそれでこと足りるという、
対極にあるような気持ちも、根底に確実にあって、
カワイイやら、センスよいやら、そういったことは
本質の上にちょこんと乗っかっているもので、
今の自分には時に意味がないことだ、と感じたりもするのです。

震災と、出産という
劇的なことが合わさったことで、
本来自分が持っていることや性質はおそらく変わらないながらも、
4年たった今も、ゆるやかに問い直すことを続けているのだなあと、
あらためて感じたこの日。



なんと2月もあっという間に終わってしまいます。
現在も引き続き、10:00-16:00の時短勤務、
新幹線の時間は決まっており、16:00退社必須のため、
5ー6時間にタスクをどうあてこむかの日々。
急きょなことがあると、些細なことでもタスク管理は狂いがち、
社内調整に時間を取られると、自分の作業はどんどん後ろ倒し(笑)。
課題はいろいろありますねー
そんなわけで、仕事における、無駄なことや不毛なやり取りが
より一層いやになっております(笑)。

仕事にかけられる時間に制限がある、また突発的な休みなど、
自身にアクシデントが起こりやすい環境では、
やはり割り切りが以前より必要です。
大切なのは自分がやるということではなく、
全体でアウトプットをしっかり出す、ということになってくるため、
しかーし、そこらへんとモチベーションのバランスや、
自分の立ち位置や待遇面など、いろんな悩みや検討事項はありますね。

さー、働く母、語れることはいくらでもあるな!^_^

さて、我が家は旦那君と私、共働き夫婦です。
旦那君の実家は隣の市ですが、義母は働いており、
私の実家は遠方(秋田)のため、
日々夫婦での子育てということになります。

毎朝の送りとお迎え(これがけっこうじわじわボディーブローのように〜)、
平日帰宅後から夕食、お風呂まで、
そして仕事柄、旦那君不在の多い土日朝から晩まで、
ここまで全て私担当。

旦那君はというと、
毎朝のごはん作り、
夕食後の洗い物等片付け、洗濯担当。

こう見ると、全体通して私、
こまごま家事パーツを旦那君、
というふうに見ることができます。

リンゴちゃんもまるくんも、まだまだ「おかあさんと一緒」な面は多く、
私と行動を共にするため、
旦那君に指示して家事パーツを担当してもらうのが
今の我が家にはフィットしている次第。

ここまで来るのにも、復職してから1年半ほど、
あれこれ試してみたり、紆余曲折ありました。
最初は、日々の夕飯メニューも1週間分考えて買い物をまとめたり、
作り置きしたり、朝お洗濯してみたり、
比較的私の時間にツメツメでやってみました、
が、無理の反動はあとからやってくる(笑)。

それぞれの夫婦、家庭、
そして自分自身にあったそれなりのバランスを
見つけていくことが本当に大切なのだなと実感しています。

そんなわけで、帰宅してから翌朝家を出るまで、
なかなか落ち着いて夫婦でゆっくり会話の時間がとれません。
基本夜は子どもたちと共に撃沈ということもあるし、
リンゴちゃんもまるくんもおしゃべり大好き時期。
私たちが話していると、差し込まれる「ねーねーおかあさん!!」
ほんとに5秒とまともに会話できないのでは?
という時間が続きます。
そのため、旦那君との重要な連絡事項はLINE。
子どもたちの体調があやういとき、ここは出社させて〜!などの
業務連絡のこともあれば、朝の園での様子報告だったり、
日頃言いたいと思っていたことだったり(だいたいこれがたまると私が爆発、汗)
時にお礼のコメントだったり、
私たちの日々のコミュニケーションのすき間を
うまーく埋めてくれるツールになっております。



無事に生まれる前に色々書くのもあれだな~と思っているのだが、
今感じていることを書き留めないとすぐに忘れてしまいそうで・・・
しかも仕事お休み中、そのモードにものすごいスピードで脳が適応してるし、
ただどんな形にせよ、私の妊婦ライフは続きます、ということで、

ブログってこうしてみると、普通の人が普通に
気づけば自分の人生録を書き溜められる! そんなツール。

ただ、この「出産」というテーマについては、世に色々な方がいる中で、こうしてわかった風に書くことで
嫌な気持ちにさせたらスミマセン。

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出産予定日まであとひと月半ほど。

妊婦さんの経過って、「32w1d」のように、只今32週と1日目ですよ~と記録していく。
そんな風に時間やスケジュールを切ったことがあまりないため、
この何週目という数え方が、いまいち入ってかない。
今でこそ慣れたが、自分の状態が日々変化する、を見ていくとか、記録される感じになれていないね~。

初期の頃は、病院の甘いピンク色のほわほわ~な雰囲気だったり、
「妊〇ぐ」や「た〇ひよ」などのいかにも!な雑誌だったり、
母子手帳をもらったり、保健センターなるものに行ってみたり、
そういう初めての“妊婦らしい”ことに、いちいちなんとなく人ごととして接していたというか、
ほうほう、そういうものですか~と、距離感があったかも。

30代で子どもを産む、って今よくテーマになったりしてるけれど、
仕事をしている女性が、いつ子どもを産むか?(産めることは確約されていないが、リミットがあるわけで)
産んだら今の生活がどんな風に変わるか?、仕事はどーすんだ、私の人生どうなっちゃうの~(想像つかない)
産まなくても今の生活が十分に楽しいし、e.t.c.・・・

子どもを産む、って女性の人生に与えるインパクトがすごく大きいファクター。
それゆえに判断すべきこと、決めること、腹をくくること?が多くて、ちっと先延ばし・・・的なところもあるのかも。

そんな考えが自分の中を占めていて、
20代のうちは、家族計画なぞ考えもせず、己の仕事とオフに注力しまくりで、それが当たり前だと思っていたし、
で、いつしか30代になり、少しずつリミットのことを意識するようになった。

「人生で1人でも産もうと思うならなるべく早く、仕事はあとからどうにかなるよ」

私の場合は、そんな先輩の一言が大きかったと思う。
そうだよな、自ら産まないという選択はないな、
仕事はどうにでもなるかぁ、と思えたのは30代に入ったことも大きかったのかも。
子どもが欲しいというよりは、出産というものを経験してみたい、
そっちのほうがフィットする感情ではあったと思うけれど。
もちろんタイミングもある。

でも今、ぽっこりんぽっこりんと動くおなかや、3D画像で人間ぽい仕草をするbabyや、
自己の体の変化や、さまざまな人の出産育児の実録や、それらに触れることによって、
今までの距離感が少しずつなくなり、(そりゃそうか~)
自己だけの感情からちょっとずつ、もう少し視野の広いものになり、
純粋な、人体・人間の神秘、幸せや満たされる感情を味わいつつあり。

おなかの中にいる子どもって、まだ会えてないながら、
純粋にそれだけで、愛しい、感謝、ありがとう、という存在。

私達も皆そうやって、親、家族に想ってもらって、産まれてきて今がある、
愛情の輪廻の中に存在しているかけがえのないものなんだよね、ということがわかって。

・・・まあ考え方は、人それぞれ、ですかね。
生まれたらまた変わったりもするのだろう。
どんな風に自分が変化するのか、それがものすごく楽しみでもある。


妊婦ライフ、具体的に大変だったことを記しておくと、
やはり、妊娠初期つわり中の通勤・勤務は、激苦!であった。
吐いても終わらない二日酔い、と人には言っている(笑)。
気持ち悪くて、起きるのが一苦労、すべて四六時中ムカムカ状態。
通勤電車の中ではグロッキ~~。
人によって症状も様々だが、そこにプラス仕事のストレス、プレッシャー、諸々、
それらを乗り越えることが難しくて、退職してしまう女性もたくさん。

つわり中からはじまり、妊娠中は、判断力・決定力も鈍りました。
食べたいものを選ぶことすら何分も迷ったり、全てにおいて勢いが低下(笑)。
とことんつきつめて考える力が鈍るというのか、
おなかの方が「そっちじゃなくこっちに注力!」と言っているのかもしれませんね。

仕組み的に仕事のサポートがあるのはもちろん、
やはりその時期の大変さ・重要さをわかってるよ!という人が近くにいるだけで辛くない、
働きやすいのだろうな、ということを身をもって理解。

もし自分が先輩になったら、絶対そこは忘れずにいたいなあ~と、
オエオエしながら、固く心に誓ったのでありました(笑)。



灼熱

灼熱の日々。
今日も暑い…暑いな。でも暑い夏が好きです。
平日並み早起きしてお出かけ。

夏に浸り、そうこうしてるうちに
womo8月号も発行に&組織体制も変わり、
あっという間に会社員生活もひとまずラスト2か月を切った。
夏も仕事もひとり身体?も満喫したいのだが時間は待ってくれないね〜。

最近気合いを入れないとWEBに長文かけない。ツイッターくらいがちょうどいいのだ。これもまた変化?

さて、そんな自分のあとわずかな会社期間ではあるが
仕事においてもどう過ごすか、という視点で話をしてくれた人もいれば、
もう結構〜復帰したらまた頑張って、というような視点で話をした人もいて、
本当に人によって理解や向き合い方も様々。
身体だけではなく、精神面も初めてに戸惑い、不安や色々ある中で、
前者の視点はこの時期の私を本当に助けてくれた。
後者は…私にとっては悲しかったですね〜笑、本当に。

これも含めた自分の人生、ハッピー!さぁどう組み立てる?の前に、とりあえず戦力外通告!という感じ。
まぁそりゃ人の人生ですし、組織にしてみればそうなんだけどね。
ま、全ては自分が人生において何を大切にするか、ライフステージによる価値観の変化にどう向き合うか?です。

病気なわけではないけど、体調も悪かったりする、周りにも迷惑をかけたり、ガツガツ自分の納得いくまで取り組めなかったり。
働く妊婦さんがぶち当たる現実を私も感じて。

先輩も言ってたが、仕事をとことんやりたい思いと、時間や身体的な制約のアンバランス、やはり時に折り合いをつけねば、とジレンマもあると。
そうしながら自分なりのベストバランスを見つけていくのでしょうけどね〜。


今は色んな未知が楽しみで、また新たな何かが広がっていく予感。

お腹がポコポコと言い出してます。
生物の神秘、人体の不思議。
世の中のお母さん方、みんなほんとすごいよね。あらためてそう思う日々。


春の夕暮れに

この季節、春になりかけている時期の夕暮れが好き。
寒さに体をギュっとする必要がなくなって、
生あたたかさにゆるさを感じながら、自由だな、とか思う。
どこまででもいけそうだし、楽しめそうだ。

始まりだす気がして嬉しい、春は。
今日みたいに、風が吹いていい天気!な日は特に。

最近は、
来年度の新卒面接をさせてもらって、私も全然変わらないのでは、とか思ったり、
かたやパターン回答に気持ち悪くなったりとか、
私もその頃どんな顔して話してたんだっけ、と思ったり、
新旧さまざまに人と会って話したりとか、
いろんな人を見てる。

人を見ることで自分が気づいたり、
その中で自分の向かう方向をふーんと考えてたりする。
大切なものは何か?、と軸をあらためて確認しているような。

情熱、バランス、愛、我武者羅さ、クリア、
笑顔、ユーモア、純粋とか一途、勢い・・・

大切なものはいっぱいあるな。

あー多分、今成長できるとき、と思ったりする。
突き抜ける時って“そのつもり”で一気に抜けていく。

フィクションを欲するときもあれば、ノンフィクションを欲するときもあるけど
今はノンフィクションだな。
リアルとか人間味を欲してる。

自分の目で体で体感してることが、今自分のすべて。
そして、もちろん見えてないことがいっぱいあるってことも。


2010年あけましておめでとうございます。
新しい年がはじまって、すっきりキレイさっぱり(掃除のコピーみたいだな)。

今年は「シンプルに楽しむ」。
これがテーマです。

ごちゃごちゃなりがちなことを整理して、
地に足をつけて、自分の道をじっくり大切に歩んでいきたいなあ、と
そんな気持ち。

聴こえていなかった自分の内なる声に耳を傾けたり、
旅したり、新しい自分にも出会いたいし。
じわ~と内から出てくることに身をまかせて少しずつ行動にうつしていきたい。
あと去年より、大切な人たちと会う機会をもっともっと増やしたいですね。

今年も私とオンオフご一緒いただける皆様、
どうぞ宜しくお願いいたします。


年末年始は食べまくり、呑みまくり、家族と一緒に心からのんびり過ごして
子どもみたいにぎゃーぎゃー騒いでface03
初詣して、雪の中をざくざくと歩いて、
今年は厄年、高校の時のバスケチーム仲間と厄払いして、
この仲間と一緒なら厄も悪いことも全て吹っ飛んでっちゃうだろなicon09という(笑)。
一列でズラリと正座した時、試合始まる時のように何か奮い立つようなしゃんとする気持ちがむくむくとした。


なんでもない、大切な人との時間が、自分を優しく幸せな気持ちにしてくれたり、
守ってくれたりします。

2010年も、小学生のような気持ちで楽しんでいきたいなicon06
私に関わるすべてのみんなが幸せでいられますように。



2009振り返り

2009年も残すところ、あと3日。
予期せぬ体調トラブルが発生し、てんやわんやのクリスマス直前からここまで
あっという間の仕事納め。
そんなラスト1週間が物語るように?、今年1年もいろいろあったなぁ~。
大変なこと辛いこと、悲しいこと涙したこともあれば
嬉しく、幸せで愛がいっぱいで喜びを感じたこともあった。

年内最後のwomoは1月号が発行していて、
←こちらの表紙が目印。
静岡版は、2009年にオープンした最新のカフェ、レストラン、スイーツ店を
はじめ、年明け2010新年会にぴったりのグルメ店をご紹介。
浜松版は、「最新のウエディング事情。」特集。
人気の式場からジュエリー店、ドレス、写真、ギフト・・・などなど
浜松のウエディング情報の中からwomo目線でセレクト。WEBはこちらicon12

会社は土曜で終わり、外部の方々もお招きして恒例の大大忘年会を開催。
今年は事業部ごとに、出し物対決!ってことで、
マイケルもいれば、マドンナもいるわ、perfumeも、モー娘。も80’sアイドルも、
売れない漫才師に、ダンディー’sバンドもいて
こんなことに(笑)。いや~楽し。
我がwomo事業部は第2位~icon12
プロデュースは新人K。よく頑張りました。
H&M氏お手製の、しずおかオンライン感動プロフムービーにも感動して涙でそうに。

・・・・・・・・

今年1年は、何の役割も果たせてなかったな、と反省しきり。
求められているということに過敏に反応しながらも、求められていることがわからなかったことも多々。
自分のやり方とかそれを肯定や振り返ることも人も時間もないままに
確信もビジョンもどこかに飛んでってicon20
バランスもうまくとれてなかったなicon03

そんな時に頼ってたもの、家族、友だち、先輩、そしてやはり自分の核心にあるもの。
何が一番大切なのか? 何を求めているのか?
そんな自問自答を繰り返した日々って感じ。
辛かったね~(笑)、楽しくなかったですよface03
楽しくなかったけど、自分の問題は自分で一つずつ解決していくしかないし。
自分の新しい側面が見れたのも、2009でした。

でもでも、そんな2009を肥しに、そして憑き物をばっさり落としてデトックス、
(“捨てたい”衝動にめちゃめちゃ駆られているこの年末)
2010はよりシンプルに、やっていきたいなという気持ち。
自分が楽しむことも忘れずに。
楽しむことがもたらすものは大きい。

静岡暮らしもいよいよ5年目に突入だし。
365×4の積み重ね。
これって人生の限り、ずーっと続いていく積み重ね。
こないだ先輩とも話していたこと。
この年になってくると、自分という人間から滲み出るものって
ホントに日々の積み重ね。それらがもたらす人としての基礎力。
付け焼刃かどうかって意外とすぐ見抜けちゃうし。

継続は力なりという言葉、
小さなことでも継続すれば大きな力となり、の意だけではなくて、
大きなことを成し遂げたい人だけの言葉ではなくて、
継続することが人生そのもの、なのですよね。
どんな心持で日々を過ごしていくのか?
ブレもする、迷いもする、手探りだけれど
それでも、単純に明るかったり、優しかったり、愛にあふれてたり、
普通だけど正しいことが先にあって、そこへ継続していくことが大切なのかなって。


タグ :2009

なくもんか~

ここ数週間、womo12月号やらイベントやら、取材やら、問題発生、クレーム対応もあれば
面白い出会い、飲み会、その他イロイロ!でノンストップであっという間にここまで過ぎてしまった。
書きたいこといっぱい。整理しておきたいこといっぱい。
まずは、
映画「なくもんか」のPRインタビュー取材で
阿部サダヲさん、水田監督が来静。



水田監督は自ら朗らかに場を和ませてくれたり、
阿部サダヲさんは質問1つ1つに丁寧に答えてくれたり、ほんといい人。
突き抜けるように白い肌と、素直に動くというか、気張った気取ったところが何もなくて、
困ったら困りながらでも、じっと相手の目を見て答えてくれるのが印象的。

映画とインタビューの詳細はwomoスタッフブログ「ウーモノオモイ」でアップしているのでご覧ください。

そんなインタビューを終えて、
お2人と宮藤官九郎脚本、と同じ布陣で製作された「舞妓Haaaan!!!」を見る。
これもまた秀逸。
展開とか笑いとか愛とかジーンとか、
そしてやっぱり阿部サダヲさんのこの動き、テンポ、全部あいまってこのキャラクター、
全てがすごいんだなあ。この人にしか出来ない。
愛とか情とかありながら、すこーんと笑える、何回でも見たくなる。

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NIKKEI、日本経済新聞さんとタイアップして行っている「なでしこ育成塾」、
第5回目を開催。
今回は「ビジネスに必要な基礎力をアップする!」と題して、
講師に、元IBMのキャリアカウンセラー・小宮健実さんをお招きして、約1時間半のセミナーと、
そのあと集まった50名ほどの女性達で異業種交流会を実施。
講義形式のセミナーだったので、終わったあとは少し緊張されていたような?
皆さんだったけど、交流会がスタートすると、名刺交換したり、
仕事の悩みやいろんなことを共有したり質問しあったり、パワーがとまらない!face01

今回は、「なでしこ育成隊」と命名して、
読者の中から、このイベントの運営に協力・サポートしていただくスタッフを募集して、
3名の方達にも運営に携わってもらいました。
講師との事前打ち合わせに参加してもらったり、司会を務めてもらったり、
「いい経験になりました、楽しかった!」と言ってもらえて本当に嬉しい限り。
何かに挑戦しようという3名の方達のキモチが伝わってきて、私も素直に刺激を受けました。

イベントに集まった静岡女性たちも、みんな悩みはあるながらも、
会が終了する頃には、目がキラキラしているように見えました。

同じようなことで悩んでいることを知ったり、会うことでモチベーションが高まったり、
皆ひとりじゃないことに気づいたりして、元気をもらっている。

皆いま何かを悩み、でもそれを打ち破ろうとしている、それに対して行動できるのがまず素晴らしい。
自分で動かないと、自分が直面していることは何も好転しませんもんね~。

新しい出会いによって、ぱっと気づいたり、開けたりすることってたくさんあるのだと思う。
こんな機会をありがとう!と言ってくださる方もいて、あぁやってよかったな、と思う。

なでしこ育成塾だけではないけれど、そんな読者の方達を見ながら、
何が私を動かしているのだろ?とも思う。

先日久々に同期と会ったり、先輩と会って、
皆同じように大変だったり、自分のやり方でやってみればよいこと、だったり、
大変な中にも楽しさ・やりがいを見つけていくこと、だったり
あぁそうだ、と気づくことがあらためてたくさんあったりして。

追われて後手に回っていると楽しさが何も感じられないことは多い。
ただ、時間がない、忙しいというのは、ゆとりがなくて楽しさを見つけにくい1つの要因ではあるかもしれないが、
逆に、忙しくても楽しくてたまらん!ということもたくさんある。

自分で考えて行動したことだけが新しい世界を見せてくれる。
これはいつも思っていること。

例えば、今自分が果たすべきミッション・役割の中でも、
自分の意見や考えを軸に持っていないと、やるべき「こと」だけに振り回されてしまうのだ。
それは多分職業・職種・立場なんにも関係なくて、
自分の志のようなものを持って、仕事・社会に参加していかないと、
達成感やモチベーションは簡単には味わえない。
誰かがそれを用意してくれるわけではない。
だって“自分のモチベーション”ですもんね。
それってこないだSさんが言っていた、まさに「自律」のことですよね、とも思う。

別に難しいことやすごいことを指針に持て!ではなくて、
そもそも何を実現したいのか?だったり、面白いことしたい!みたいな直感的なものでもよいのかも。


うーん、というか、
そんな人たちと、あれもやりたいこれもやりたい!と仕事する、みたいなのが自分を一番動かすのかな。

求められることに敏感に反応しすぎてそれを少しおざなりにしすぎたかな~振り返るとそんな1年でもあったかな。

自分の中にあるキラリと光っている楽しみ、湧き上がってくるようなもの、
それと今の現実をマッチングさせるのは自分次第か。

心から自分が楽しい、面白い、ユーモア!と思うことに耳を傾けること。
小学生みたいにface03
そして素直に行動に移してみること。




日曜天国

TBSラジオ、日曜朝放送「安住紳一郎の日曜天国」が面白い。
しかしラジオを聴く術が今の私にはない。そういえば機器がない。
なのでポッドキャストで聞いていて、
オープニングトークやゲストトークなど一部のコンテンツを楽しむ。

本放送は日曜の朝10時からなので、番組冒頭もそんな休日の朝のちょっとゆるい雰囲気が漂っててそれがいい。
それを平日の通勤中に聞く。
電車に乗りながら、「おはようございます、皆さん日曜の朝を如何お過ごしでしょうか?」と来られると、
気分はあっという間に日曜の朝に飛んでいき。(単純)
この今乗っている電車は会社へ向かってるんではなく、そのまま乗り過ごして週末旅先へ向かっているのではないか?
ちょっとだけ、そんなトリップが出来る。
もちろん、安住アナ特有の、プチ毒と冷静な視点、ちょっとマニアで、自分に正直に腹黒な感じ?笑、を存分に味わえる。
そんなスタンスがとても心地よく、語り口ももちろん軽妙でわかりやすい。
言葉巧み、を通り越して、言葉のテトリスって感じである。
一緒にトークをしている中澤さんの弾ける笑いと、優しいようで優しくないような合いの手もとても合っている。

ポッドキャストとmusicを気分にあわせて。
ipodは朝、夜と通勤時間のお供様である。

帰り道、タクシーの中でjujuを聴きながらちょとしんみり。
色んなことが人生には起こる。
今日も自分の無力さにも気づいて
でもだからこそやらねば、と思う。
BGMの力って大きいな。

目下、日曜天国と、サントリーウエイティングバーAVANTI、music、
ヘビロテです。



春の気配

少しずつ春の気配がする。
あっという間に今年3か月が過ぎようとしている。

担当事業部の結果をちと評価してもらう。
ほんとの評価は読者とクライアントだが、
誰からでも評価してもらえることは素直に嬉しいものだ。

宿題が毎日ちょっとずつたまっていって、マズイな〜と思ったところで、
宿題優先順位の整理に入る。
日頃頭の中で出来てることが出来ていない。その状態に気付いただけでも良かったかな。
一つずつしか出来ない。
でも一つずつ出来るなら大丈夫だろ。
そんな感じで進めていく。

あと数週間でまた新しい出会いが待っている。
もうそんな時期。
早!


滝見て、掃除して、忘年会して、旅支度して、そば食べて、
年末休暇をあわただしく過ごしていたら、
あっという間に新しい年が明けました!

あけましておめでとうございます!2009icon12

年末進行で、来期の計画作りで、
詰め詰めワーキングだった日々からバッサリと、
PCも触らず、書もほとんど読まず、
自分を元の状態に戻す、リセット三昧してました。

乗り物、行ったり来たり、飛び立ったり、
大好きな人たちと会って、呑み、食べ、温泉入って、寝、
自然を見て歩いて、
なんていうかな、
動いて動いて、余分なもの取り払って、
根底にあるものを確かめて、
クリアにして、充電満タンな感じにしたかったので。


新しい1年が始まるとき、
たとえ去年が昨日が、どんなに疲れていてもお腹いっぱいでも、
やっぱり新しい・新たなこと、というのには惹かれる。
小さな一歩だとしても。
変わらないことにも幸せはあるが、
その先の光に“気づいてしまった”ことから後戻りは出来ないんだな、とつくづく思う。

突き詰めたりして枝葉しか見えなくなってくると、
大変さが先に立ったり、変化を恐れたりもするが、
大本、やっぱり人は(自分は?)心の底で新しい何かを求めている。

「変わることを恐れない」。

行動してみて初めてわかることがほとんどだ。
素直と感謝を忘れずに、本質を見続けてみよう。


今年は、自分にとって、新しい世界を見たい・見れる一年になりそうで、
そんなめぐり合わせに感謝。
まだ見たことのない自分を見てみたい、とも思います。

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正月明けて四日、程よい数の参拝者(と言ってもなかなかのもの)で賑わう
三嶋大社で引いたおみくじは、なんと今年も大吉icon12で♪

たとえば、水平線から真っ赤な太陽が昇りはじめる朝の海辺のごとく・・・
強くあたたかく光る1年にしたいもの。



womo9月号でも特集してますが
「秋髪ヘアサロン」。



今日も含めてあと3日ですものね!8月も終わり。
来週月曜に仕事をスタートする頃は、もう9月です。

そんな頃になると、夏モード一転、
「秋」と名の付くものに手を出したくなるのだな、これが。

ヘアスタイルもそのうちの1つ。
今の私の髪は、エアウエーブ取れかけで、
ある意味ゆるパーマのボブ(よく言えば・・・face07
ということになっているのだが、そろそろメンテナンスしなくては。

カット、パーマ、カラーもそうですが、
20代後半になってからは、ヘッドスパや頭皮のケアも
非常に重要なのだと感じています。

行きつけのヘアサロンでは、
そういうケアも含めて(食べ物なんかもね)相談できるから嬉しい。

女性にとっても、例えば白髪や薄毛・切れ毛、ハリコシボリュームは重要な問題。
ヘアスタイルも大切だけど、髪のコンディション1つで、
老けてみえたり、元気に見えたりするような気がします。

今使っているのは植物(フィト)系のシャンプー。
少しずつ少しずつ、お手入れが必要な年頃になってくるね(泣・笑)



まだ読みかけですが、



「佐藤可士和の超整理術」。


言わずと知れたアートディクレター、著。

今とても『整理』に関することを欲していて、
思わず買い。

整理術、と言うと、いわゆる
「モノをどこに置いて、どう分別して収納して使いやすくするか」という
レクチャー本ネタを思い浮かべるかもしれませんが、

これは、発想や考え方における整理術。

今「womo」をはじめ様々なプロジェクトに携わる上で、
自分自身にも、そして周りのスタッフにも
とても大切なことの1つだと感じています。

1つの誌面、1つの企画、1つの媒体。
それらは、様々な課題を解決したり、狙うところへ導いたり実現したり、
するものでなければ結局意味がない。

今ある課題はなんなのか。
そして、解決するために必要な情報やアイテムはどれなのか。
市場やその他要素をふまえて、どんな戦略が必要か。
タイミングは? コストは?


必要な情報を整理整頓すると、
ベストな方向性が見えてくる。

大きく見える課題や問題のようでも、
きちんと整理整頓していけば、難しくないことが多い。

あらためて、その大切さを気づかせてくれる一冊。


以前、プランナーの仕事をしていた時には、
当たり前の意識、それが日常化していたのだが、
出版業に携わるようになって、原稿・進行作業ばかりに目が行き、
少したるみかけていたのかもしれません。
すごく反省。
一見、クリエイティブやネタばかりが
前に押し出されるイメージの「出版業」ですが、決してそうではない。
もちろん、センスやそれらも必要ですが。


また、
発想の整理はなかなか見えづらい(その人の頭の中なので)のですが、
それを後押しするための方法として、

デスクとデータの整理整頓!

これ大切です。
そんなこと言いつつ、マイデスクの上には資料や原稿が山盛り!face03
なのですが、
これを機に工夫・改善中。

見習うべきは、
・・・実は弊社・海野社長のデスクだったりします。
退社時、資料1枚すら、卓上にない!(ホント!)

まだまだ、道のりは遠い(笑)



2008

あけまして、おめでとうございます。
本年もどうぞ・・・

つーか、おそ!face04

2008年、明けてから早6日。
こうして、こうして、ふと気を抜けば
あっという間に過ぎていってしまうのですね・・・、肝に銘じます、やはり。

新しい年。
いつものように家族、友人と久々の再会を楽しんで、
呑んべゑな時間を過ごし、一面銀世界を散歩し、おみくじを引き、
今年は「吉」でございました。

“満ちている。満ちるはいつか欠ける。そこに・・・”

なぜか少し嬉しくなって。


年初め、1年のテーマ。
昨年は「keep,try」。
今年は・・・これから考えるface06
でもだいたい胸の中に。

大切なものは変わらない。
でも変化も楽しむ。
万事楽しむことを大切にして、
枝葉を肥やす。
もちろん、記念すべき年にあたり、
残りの20代を過去最高に楽しんで、
そして、私の愛しい人たちを大切にし続ける。ちゃんと表現する。
これは変わらず。

誰が言ってたか。
あとで人生を振り返ったとき、
「あの時こんな仕事して楽しかった・大変だった」というよりも、
「あの時こんな愛しい人がいて、こんな人と恋愛してたわ」と
思い出すことが多いものだと。

これ同感の女子は多いんじゃない?
仕事が人生の主流にならないとかいう意味じゃなくてですね、
仕事という社会への関わり方は必ずやその人の血肉となって、
果ては人としての大きさやいろんなことにつながる糧だから、
それを踏まえて、女子としての人生を楽しく歩みましょう、ということで。

わたくしも(変な意味じゃなく)色香のあるサーティーズ目指して!笑
がんばりマ~ウスicon12



2007年も残すところ、あと1日。

しずおかオンラインの年内営業も終わり、
最終日は、全社員とお世話になった方々をお招きして恒例の大忘年会。
鷹匠はNASHさんにて。

いやいや~夜から朝まで楽しい仕事?納め!
H&M氏ほか有志によるシュールなコントとメイクに見惚れ(笑)、
社長のギターをうっとり顔で見守り、E部長の噂に違わない美声に聴き惚れ、
S君のはっちゃけぶり(には当日付のファンが多数発生したのではないだろうか)を堪能し~・・・エトセトラ!
書ききれないほどの笑いとエネルギーをみんなと共有させていただきました。
皆様オツカレ!

ワタクシは、今年も1年、社内外問わず、たくさんの方たちに助けられ、あたたかく見守っていただき、
いろんな苦労も共にしていただき、感謝、の一言に尽きます。
皆様本当にありがとうございました。

今年は、「womo」や「eしずおかブログ」というお仕事を通して、
たくさんの素敵な方々にお会いできた1年。

仕事、楽しいですよね? 好きなことできて楽しいですよね?
と、聞かれることが多かった1年でしたが、
私の感覚としては、仕事が楽しい、とはあまり考えたことはない。
というよりも、自分の中で発生したエネルギーを燃やす場と言おうか、
そのエネルギーは使えば使うほど、大きくまた大きく、
いろんなことを求めて、なんだか片思いみたいにあふれ出てくる。

感動したり、私を面白がらせてくれる何かと出会って、
自分のエネルギーを消費することを欲している。

もちろん、それはすべて出会ってくれた人たちの
存在が、活動が、発言が、表情が、
ぜんぶぜんぶ自分を後押ししてくれる力になって、
本当に有難いし、それが究極のモチベーションだったりする。

大変なことも、青ざめたり(ヒィ!)、追われたり(こっちを見ないで~)、
いろんなことはあるし(これも!?)、ガソリンゼロ(は、走れない・・・)、とか、
あ~もうなんだかなぁ~(オホホ)なんてこともあるけど、

来年もまた、いろんな人たちと会いたくて、
何かを共有したくて、心震わせたくて、その中で自分を広げたくて。
今の環境に感謝して。

そんなことを思う師走。

年齢を重ねるにつれ、1年という365日が驚くべきスピードで過ぎ去っていくのは、
諸先輩たちの御助言からも、自分自身でも実感してるので、
来年もそこだけは肝に銘じてicon16

最後に年忘れの大好物あん肝と、ビックリ美味だった沢カニ唐揚をアップしときます!
沼津・治作にて。




話題のバッグ

今巷を賑わせているバッグといえば…そう! 「アニヤハインドマーチ」のエコバッグである。
アニヤといえば、あの控えめリボンが印象的な、実写プリントバッグの先駆けとなったブランド。
本国をはじめ、都内、日本各地でも限定個数に長蛇の列。Webは完売御礼。

エコバッグは今世界的にブームを通り越して、定着、まではいかないが、ひと山超えたところのような気がしてるけど、この光景に違和感を覚えた人も多いはず。
人をかき分けて、走って踏み倒して手に入れるエコバッグ。そこにはエコのスタイルではなく、人気ブランドアイテムをお手頃プライスで手に入れるファッション魂しかないような気もするのだが。

それともこれはこれで、エコに関心のない人にも、何かを喚起するいいきっかけになったというべきか?



【時間】

こんばんは。
womo junです。

今日は時間と自分の話。


ここ1年ほど会ってない、元上司から葉書が届く。
遅ればせながらの年賀状。

葉書や手紙って、ふぅわりとした時間をつれてくる。
メールや電話にもそれぞれのいいひとときっていうのはある。
けど、やっぱり紙モノって格別ね。
“今”じゃない時間を連れてくるからね。
留まる自分が違うもの。


日常、よっぽど暇じゃなければ、
時間は何かをするための、物差しみたいなもので
誰にでも平等に流れているもののように思うけど、

こうして人からの便りや、ふと違う環境に身を置いたとき、
自分の感じてる時間は、自分の前にしか流れていないものだと思う。

違う場所ではまったく違う時間が流れていて、
いろんな人がピカピカに生きている。

それに時々気づいて、なぜか嬉しくなる自分がいたりして。

自分という人間のone of themみたいなものを感じて、
だからこそ、自分なりに楽しんで、ひたむきに、自由にやるんだな、と思うのであーる。


2006年も残りあと数時間。

毎年思うことですが、本当に1年がたつのは早い!

私自身は、今年の4月に静岡に来まして、そこから約9ヶ月。
初めてづくし、濃い~時間を過ごさせていただきました。

いろんなことを振り返りつつ、
大掃除しつつ、
呑みつつ、食べつつ、笑いつつ、

新しい年がくるのをのほほんと迎えようとしております。

2007年もいい出逢いがいっぱいの年でありますように~face02

みなさま、よいお年をお迎えください!


Profile
Junko
働く2児の母。広告プランナーを経て、現在編集者。㈱しずおかオンライン所属。
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