「日々コレwomo」

4月の保育園


満開の桜とともに、
リンゴちゃん、まるくんも
いよいよ進級です。

リンゴちゃんは、母的にあっという間感が衝撃の!年中さん、
まるくんは2歳児クラス(年少の一つ下)。

二人とも、2階の教室になり、
朝はいそいそと階段をのぼったり、
のぼらなかったり(まるくん抱っこ)。

1階では、新入園と思われる赤ちゃん、子どもちゃんの
大泣きする声が響き渡り、
新担任の先生たちもあっちやこっちやてんやわんや。
こんな風景を、
懐かしいな、子どももお母さんも頑張って〜
と思えるあたり、
私は育児が次のステージに突入したのだと
実感する今年の春です。

リンゴちゃんは、年少さんの終わりころは、
「進級したくない」と寂しさや不安が勝っていたようですが、
蓋を開けてみれば、
担任の先生も1人は持ち上がり、
教室も隣へ移動したのみということで、
比較的元気いっぱいで朝のバイバイが出来るこの頃。

かたや、まるくんは、
担任の先生もガラリと変わり、
教室も動いたので、不安気。
でもそこは、6か月から通っているためか、
先生においで〜と言われると、
行かなければいけない、ということがわかっているんでしょうね、
不満足な表情のまま、抱っこされ、泣かずにバイバイをする、
という、物分かりが良すぎて、
母さんは逆にせつなくなっていた最近。
今日の登園あたりから、ようやく、いつもの表情が出てきました。

でも、リンゴちゃんの泣き叫ぶ姿に
私は本当にこの選択でよいのか、と
私も涙とともに園を後にしていた頃に比べれば、
親子共々こなれてきて、
私もワーキングマザーそろそろ3年目に突入するのだと
しみじみ致します。




今作っている本の取材で、
リンゴちゃんと共に体験取材する機会がありました。
明日はおかあさんのお仕事に一緒に行こう、と言った時の、
当日、まるくんを園へ送り届け、さあ二人で出発!と車でスタートした時の、
リンゴちゃんのとてもはしゃいだテンション、
嬉しそうな顔が忘れられません。

日頃、どうしても2つ下のまるくん優先で行動することが多いため、
我慢をさせがちなリンゴちゃん、
こうして二人で向き合えることも少ない、
それを実感すると共に、
こんなとき、今のこの仕事の良さをあらためて感じます。


さてさて、お邪魔したのは、中伊豆は
湯ヶ島にある「かたつむり」さん。

なんとここで体験できちゃうのは・・・

ピザ作り体験!
窯で火を感じるのがやはりよい!

そして、薪割り体験!
これがまた面白かったなーりー!


リンゴちゃん4歳でも十二分に楽しめたので
幼稚園以上児がいれば、満足いく時間になるのではないでしょうか。
というか大人だけでも面白いと思われます。
数家族集まってもとても楽しいイベントになるかも。

リンゴちゃん、そして記事を書いてくれるWさんと3人で
ピザ生地こねこね、
トッピングパラパラ、
ドキドキ窯へ入れて…
上手に焼けました。
焼きたておいしいのなんのー!

庭にあった手作りのブランコをこれでもか!と
漕ぎ倒し、満足気なリンゴちゃん。
この日はもう一か所も取材に回り、
昼寝しながら頑張りました。

詳しくは、4月に静岡県内で発売されるガイドブック
「こどもとおでかけ2015」にて。


帰宅したら、びっくりするくらい、
薪の、窯の香ばしいにおいが
服やら髪やらから、ふわーんとただよって。

あーいいにおい。
自然てやっぱりいいなあ、
と思った1日なのでありました。

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そして、表題の件、
取材が終わると、
写真を整理してもらい、文章を書いてもらい、
デザイナーさんへデザインしてもらい、
あがってきた誌面を協力していただいた先にも確認してもらい、、、
今は最終詰め、
最後に、この本の制作に携わってくれたスタッフクレジットを書きながら、
あー今回もひとりではもちろんこれは作れず、
たくさんの人に協力してもらったー
と、ひとりひとりの名前をPCに打ち込みながら思うわけです。

特に時短勤務の今の働き方になってから
より一層その思いは強く、(実質そうであるし)
この人にこうやってお願いをして、いいよと引き受けてくれたなあとか、
忙しい中なんとか急いでやってくれたなあとか、

そんなことを思いながら最後にこれを書くとき、
まだ完成前の予断を許さぬ状況とは言え、

劇的感動余韻とはまた違いますが、
今の私にはまるで映画のエンドロールのような、

いつも小さな喜びにあふれます。





家を建てることになりました。

リンゴちゃんが小学校にあがるまでには、
持ち家の場所を決めたいなあと思っていた我が家でしたが、
近所にちょうどよい土地が見つかって、
あれよあれよという間に手続きが進んでいきます。

今住んでいるエリアが気にいっているので
漠然と、この近くで、、、と思っていたのですが、
少しずつ探し始めてから半年くらい。
土地探しや、どこに頼んで建てるのか、
決まるときは一気に動いていって、
すべてめぐり合わせなのだなあとも感じます。

タイニーハウス、スモールハウスという、
小さな家に暮らす、という家の考え方、暮らし方に出会ったのも
自分の中では大きい。

どうしても自分の生まれ育った家やよく知る家の広さなどがベースになってしまい、
現実味を帯びなかった土地や家についてのイメージが、
必要なもののみをシンプルに持って、
小さく心地よく暮らしていけばよい、
というところに、スッとフィットした感じ。

トレーラー暮らしなども、究極シンプルだし、
暮らし方の可変性とコスト面でもいいなと思ったのですが
旦那君からは即却下。

今は間取りやパーツをほぼ確定したところ。
残すは、家の外回り、照明関係といったところです。

家作りは面白い。
これまでの自分の生き方、大事にしてきたもの、
スタンダード、これからどういう暮らしをしていきたいか、
同じく旦那君のそれについて、
あれこれ棚卸しをして、話をして、
イメージを共有して、あーでもないこーでもないと検討し
ひとつの未来をつくりあげていきます。

大変ではあったが、これが相当に楽しい。
コスト面でここを削ろうかという、妥協点すら
作戦共有のような感じで楽しめた。
今ある予算でどこまで面白く作り上げるか、というのは
これまで私が仕事でやってきたこととも少し重なる面はある。
今ここにないものを、仲間とあれこれ言いながら作り上げるプロセスが
私はやはり好きなのかもしれない。

いやーそれにしても、
仕事終わりに、リンゴちゃんとまるくんを連れ、
数時間の打ち合わせが毎週続いたのには、旦那君とともに
ヘトヘトであった。
打ち合わせの前には、こちらの希望点を洗い出して
すり合わせておかなければならないしで、
昼休みや通勤時間、夜のこまぎれの隙間時間を使って
お絵かき(間取りやら)すること数か月。

会社以外の仕事プロジェクトがもう1こ追加されてるよーー!!
な思考パンパンぶりではございましたが、
なんとか形になってきたのでよかった。

これからまたいろんなスタッフさんとの出会いがありますが、
個人的に楽しみにしているのは、
棟梁さんたちの仕事をのぞくこと。
なかなか見られない、"現場"の仕事をただただ見てみたい、
差し入れするのも今から楽しみなのである。
いったいどんな人が作ってくれるのかな〜



4年目の

4年目の3月11日をむかえました。
リンゴちゃんが産まれてから3か月後に、震災がおこったので、
あれからの4年はリンゴちゃんとともにあります。

あの日、私は赤ん坊のリンゴちゃんと共に秋田におり、
東北はまだ冬の最中という気候で、
素晴らしく晴れた朝の青空や、
暗闇の中の余震、いつなくなるかもしれない水、ガス、食べ物、
じわじわ押し寄せてくる現実や、
絶対にリンゴちゃんを抱いて逃げるぞと殺気立っていた気持ちを
昨日のことのように思い出します。

自分のことは、太平洋側の被災地を思えば
あまりに幸せなそれなのですが、

今の自分の、
家族が何よりもいちばん大事である、
家族や大切な人が生きてさえいれば、その他のことはどうでも、どうにでも、
というある種極限の価値観は、
この4年前のことがきっかけであったのだと
振り返ってみてもそう思います。

不思議なもので、
このときの体験は、
自分自身の物選びにも影響していて、
洋服、食器、暮らしのもの、
あらゆるものを選びとって買うとき、
今まで通り、自分の美意識にあてはまる、よいと思ったもののみを選ぶ傍らで、
服なら身体を包みさえすればよい、
食器なら食べ物がおさまりさえすればよい、
機能さえ果たしてくれれば、あればそれでこと足りるという、
対極にあるような気持ちも、根底に確実にあって、
カワイイやら、センスよいやら、そういったことは
本質の上にちょこんと乗っかっているもので、
今の自分には時に意味がないことだ、と感じたりもするのです。

震災と、出産という
劇的なことが合わさったことで、
本来自分が持っていることや性質はおそらく変わらないながらも、
4年たった今も、ゆるやかに問い直すことを続けているのだなあと、
あらためて感じたこの日。



なんと2月もあっという間に終わってしまいます。
現在も引き続き、10:00-16:00の時短勤務、
新幹線の時間は決まっており、16:00退社必須のため、
5ー6時間にタスクをどうあてこむかの日々。
急きょなことがあると、些細なことでもタスク管理は狂いがち、
社内調整に時間を取られると、自分の作業はどんどん後ろ倒し(笑)。
課題はいろいろありますねー
そんなわけで、仕事における、無駄なことや不毛なやり取りが
より一層いやになっております(笑)。

仕事にかけられる時間に制限がある、また突発的な休みなど、
自身にアクシデントが起こりやすい環境では、
やはり割り切りが以前より必要です。
大切なのは自分がやるということではなく、
全体でアウトプットをしっかり出す、ということになってくるため、
しかーし、そこらへんとモチベーションのバランスや、
自分の立ち位置や待遇面など、いろんな悩みや検討事項はありますね。

さー、働く母、語れることはいくらでもあるな!^_^

さて、我が家は旦那君と私、共働き夫婦です。
旦那君の実家は隣の市ですが、義母は働いており、
私の実家は遠方(秋田)のため、
日々夫婦での子育てということになります。

毎朝の送りとお迎え(これがけっこうじわじわボディーブローのように〜)、
平日帰宅後から夕食、お風呂まで、
そして仕事柄、旦那君不在の多い土日朝から晩まで、
ここまで全て私担当。

旦那君はというと、
毎朝のごはん作り、
夕食後の洗い物等片付け、洗濯担当。

こう見ると、全体通して私、
こまごま家事パーツを旦那君、
というふうに見ることができます。

リンゴちゃんもまるくんも、まだまだ「おかあさんと一緒」な面は多く、
私と行動を共にするため、
旦那君に指示して家事パーツを担当してもらうのが
今の我が家にはフィットしている次第。

ここまで来るのにも、復職してから1年半ほど、
あれこれ試してみたり、紆余曲折ありました。
最初は、日々の夕飯メニューも1週間分考えて買い物をまとめたり、
作り置きしたり、朝お洗濯してみたり、
比較的私の時間にツメツメでやってみました、
が、無理の反動はあとからやってくる(笑)。

それぞれの夫婦、家庭、
そして自分自身にあったそれなりのバランスを
見つけていくことが本当に大切なのだなと実感しています。

そんなわけで、帰宅してから翌朝家を出るまで、
なかなか落ち着いて夫婦でゆっくり会話の時間がとれません。
基本夜は子どもたちと共に撃沈ということもあるし、
リンゴちゃんもまるくんもおしゃべり大好き時期。
私たちが話していると、差し込まれる「ねーねーおかあさん!!」
ほんとに5秒とまともに会話できないのでは?
という時間が続きます。
そのため、旦那君との重要な連絡事項はLINE。
子どもたちの体調があやういとき、ここは出社させて〜!などの
業務連絡のこともあれば、朝の園での様子報告だったり、
日頃言いたいと思っていたことだったり(だいたいこれがたまると私が爆発、汗)
時にお礼のコメントだったり、
私たちの日々のコミュニケーションのすき間を
うまーく埋めてくれるツールになっております。



Profile
Junko
働く2児の母。広告プランナーを経て、現在編集者。㈱しずおかオンライン所属。
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