無事に生まれる前に色々書くのもあれだな~と思っているのだが、
今感じていることを書き留めないとすぐに忘れてしまいそうで・・・
しかも仕事お休み中、そのモードにものすごいスピードで脳が適応してるし、
ただどんな形にせよ、私の妊婦ライフは続きます、ということで、
ブログってこうしてみると、普通の人が普通に
気づけば自分の人生録を書き溜められる! そんなツール。
ただ、この「出産」というテーマについては、世に色々な方がいる中で、こうしてわかった風に書くことで
嫌な気持ちにさせたらスミマセン。
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出産予定日まであとひと月半ほど。
妊婦さんの経過って、「32w1d」のように、只今32週と1日目ですよ~と記録していく。
そんな風に時間やスケジュールを切ったことがあまりないため、
この何週目という数え方が、いまいち入ってかない。
今でこそ慣れたが、自分の状態が日々変化する、を見ていくとか、記録される感じになれていないね~。
初期の頃は、病院の甘いピンク色のほわほわ~な雰囲気だったり、
「妊〇ぐ」や「た〇ひよ」などのいかにも!な雑誌だったり、
母子手帳をもらったり、保健センターなるものに行ってみたり、
そういう初めての“妊婦らしい”ことに、いちいちなんとなく人ごととして接していたというか、
ほうほう、そういうものですか~と、距離感があったかも。
30代で子どもを産む、って今よくテーマになったりしてるけれど、
仕事をしている女性が、いつ子どもを産むか?(産めることは確約されていないが、リミットがあるわけで)
産んだら今の生活がどんな風に変わるか?、仕事はどーすんだ、私の人生どうなっちゃうの~(想像つかない)
産まなくても今の生活が十分に楽しいし、e.t.c.・・・
子どもを産む、って女性の人生に与えるインパクトがすごく大きいファクター。
それゆえに判断すべきこと、決めること、腹をくくること?が多くて、ちっと先延ばし・・・的なところもあるのかも。
そんな考えが自分の中を占めていて、
20代のうちは、家族計画なぞ考えもせず、己の仕事とオフに注力しまくりで、それが当たり前だと思っていたし、
で、いつしか30代になり、少しずつリミットのことを意識するようになった。
「人生で1人でも産もうと思うならなるべく早く、仕事はあとからどうにかなるよ」
私の場合は、そんな先輩の一言が大きかったと思う。
そうだよな、自ら産まないという選択はないな、
仕事はどうにでもなるかぁ、と思えたのは30代に入ったことも大きかったのかも。
子どもが欲しいというよりは、出産というものを経験してみたい、
そっちのほうがフィットする感情ではあったと思うけれど。
もちろんタイミングもある。
でも今、ぽっこりんぽっこりんと動くおなかや、3D画像で人間ぽい仕草をするbabyや、
自己の体の変化や、さまざまな人の出産育児の実録や、それらに触れることによって、
今までの距離感が少しずつなくなり、(そりゃそうか~)
自己だけの感情からちょっとずつ、もう少し視野の広いものになり、
純粋な、人体・人間の神秘、幸せや満たされる感情を味わいつつあり。
おなかの中にいる子どもって、まだ会えてないながら、
純粋にそれだけで、愛しい、感謝、ありがとう、という存在。
私達も皆そうやって、親、家族に想ってもらって、産まれてきて今がある、
愛情の輪廻の中に存在しているかけがえのないものなんだよね、ということがわかって。
・・・まあ考え方は、人それぞれ、ですかね。
生まれたらまた変わったりもするのだろう。
どんな風に自分が変化するのか、それがものすごく楽しみでもある。
妊婦ライフ、具体的に大変だったことを記しておくと、
やはり、妊娠初期つわり中の通勤・勤務は、激苦!であった。
吐いても終わらない二日酔い、と人には言っている(笑)。
気持ち悪くて、起きるのが一苦労、すべて四六時中ムカムカ状態。
通勤電車の中ではグロッキ~~。
人によって症状も様々だが、そこにプラス仕事のストレス、プレッシャー、諸々、
それらを乗り越えることが難しくて、退職してしまう女性もたくさん。
つわり中からはじまり、妊娠中は、判断力・決定力も鈍りました。
食べたいものを選ぶことすら何分も迷ったり、全てにおいて勢いが低下(笑)。
とことんつきつめて考える力が鈍るというのか、
おなかの方が「そっちじゃなくこっちに注力!」と言っているのかもしれませんね。
仕組み的に仕事のサポートがあるのはもちろん、
やはりその時期の大変さ・重要さをわかってるよ!という人が近くにいるだけで辛くない、
働きやすいのだろうな、ということを身をもって理解。
もし自分が先輩になったら、絶対そこは忘れずにいたいなあ~と、
オエオエしながら、固く心に誓ったのでありました(笑)。